名は能力を表す?
『steady stream』とは、絶え間なくとか、途切れなくという意味です。
その名の通りにこの水鉄砲は、フロントのスプリングで圧力調整される圧力室を持っています。
そこで少しずつ長めに水を押し出すことによって、断続的に水を発射することが可能。
実際はポンピングを7、8割の所から2、3割の所の往復を繰り返すと連続発射される。
多少コツだけど慣れればすんなりと連続発射ができます。
当研究所でもバーバリアンという機種がこのシステムを組んでいて、エージェントEのお気に入りになっています。
やはり小学生ぐらいのあまり腕力がない子供には非常に面白い機能です。
水がラインを描いて、狙いながら発射できるのだから逃げていく様と合わせて非常に子供心をクスぐられるのでしょう。
『Steady Stream』は2007『Steady Stream』、2012『Steady Stream 2』、2017『Steady Stream X』とバージョンアップをして販売されているバズビーのヒット商品。
形はこれまでのフルモデルチェンジで大きく3回変わっていますが、それ以外にカラーを変えたイヤーモデルも存在します。
その内、2モデル(カラー違いでは3モデル)日本ではOEMでマルカさんから発売されています。世界的にもよく売れるモデルなので、日本でも発売されるのも当然でしょう。
不思議なのが、対象年齢です。
バズビーでは、『4+』で発売されているSteady Stream Xですが、OEMのアクアコマンダー ゼロⅢは『8+』となってる点です。
海外と日本人との体格差でしょうか?
それに販売チャンネル?形態の違うOEM商品も存在します。
一般的にOEMはいくつかのパターンに分かれます。
- 実際の形はほぼ同じですが部品のカラーまで変えて、パッケージどころかつまり部品まで作った製品
- ステッカーとパッケージを変えただけの製品
- 全く何も変えずにパッケージにシールを貼ったぐらいの製品
と大きく分けて3パターンあります。
『Steady Stream 2』は、そのままの状態で一部では『アクアコマンダー ゼロII』としてネットで売られていました。
マルカから発売された『Steady Stream X』もこの中に含まれますが、『アクアコマンダー ゼロⅢ』として、今回はステッカーとパッケージを変えたモデルのようです。
以前はステッカーが『Steady Stream』のままのOEMモデルもありました。
しかし、結局
どっちも一流品です
消費者からするとこれは『Steady Stream』なのか『アクアコマンダー』なのかと思うかも知れませんが、私の意見では、安く買えるのならどっちでも良いのでは無いかと思います。
Buzz Bee Toysもマルカも信頼できる一流水鉄砲メーカーです。
なんの問題もありません。
いらないコストはカットしよう
所詮水鉄砲は、年間を通して数多く売れる商品でもありませんし、もともとこのタイプの水鉄砲は高機能なので当然高い。
しかし子供のおもちゃなのでそんなに高くは売れない。
自社で特許料払って、一から作り、余計なところにお金がかかって価格が上がってしまうよりは良い選択です。
そのままでも良いぐらいに感じます。
本当は水鉄砲は箱なんていらないとさえ思っているぐらいですから。
まあ、輸送など商品管理上の問題もありそうですけど。
子供たちには、たくさん遊んでもらいたいですね。