Gargantyua
ガルガンチュア
『Gargantua』は、フランス中世の伝説に登場する巨人の名前で大食らいで快楽主義者とされています。
そんな名前がどうしてこの水鉄砲に付いたのかはよく解りませんが、給水量はウォーターロードよりも少ないけど、2200ccと日本では大きめのサイズです。
色合いは形は結構好きなタイプ。
この様なきれいな青は最近水鉄砲にあまり使われていないので新鮮に感じます。
あのCPSの技術?
この水鉄砲の特徴である弾性圧力室は半円形の部分にあります。
圧力室をもつのはウォーターロードと同じですが、その構造が少し違います。
ウォータロードは横隔膜タイプのダイヤフラム構造と大がかりなシステムを採用していましたが、こちらはCPSと同じシリンジのような円筒形の中に膀胱の様な?圧力室を設けています。
ただそのサイズが大きく違います。
スーパーソーカー黄金期の圧力室容量は750〜500ccあたりが多かったのに対し、こちらは165ccと非常に小型です。
ウオーターロードのダイヤフラムでも550ccあった訳だから、少々迫力不足なのは否めません。半円形のダミー圧力室がCPSを連想させわくわくさせますが、内容には大きな開きがあるのが少々残念に思います。
これぞベストな選択かも
しかし、子供にそもそもCPSのような大型水鉄砲を持たせることが出来るのでしょうか?!
この水鉄砲ですら、小学生高学年エージェントMが、重量と引き金が重くてもてあましている。
まじめにCPSのような大型水鉄砲を作ってしまったら今でも当然5キロオーバーで、使える人は大人ばかり、今の時代にとても爆発的以前に大量に売れるはずもない。おもちゃなのに。
バズビーもLarami時代の過ちがよぎるのだろうか。
そう考えると、この出し方も十分に納得出来る。
さて、撮影では満水ではエージェントMが持つのは難しいので、他の大きめの水鉄砲同様に半分ぐらいの水量で発射しています。(テストは所長が満水から行っています)
圧力室が給水タンクと別にあるからこの様なことができます。
タンクが圧力室になっている一般的な加圧式では圧がかかりにくいので、能力が著しく低下するの向きませんので注意。
引き金はさすがにエージェントMには重い。
力一杯引くと真っ直ぐに水が飛びます。
出口はウオータロードと同じく3種類あるので場面に合わせて変えてみるのも面白いでしょう。複数の出口も写真の様にきれいに出ます。
飛距離はウオーターロードより飛ぶという情報がありましたが、ちょっと思っていたほどではありませんでした。でもちょうど表示飛距離です。十分に楽しく遊べます。引き金がきついから、中学生以上がいいようです。
中学生以上には面白い水鉄砲かもしれません。
製品名 | 年齢 | 表示飛距離 | 給水量 | 実際飛距離 | 値段 | 発売元 |
Gargantyua ガルガンチュア |
+8 |
12m |
2200ml |
12.2m |
税抜き1498円クリアランス |
トイザらス |
今年のモデル(2018)は2,499円 (税抜) 2,698円 (税込)でトイザらスで販売しています。色が違うだけ見たいですけど。
トイザらス限定 ウォーターウォリアー ガルガンチュア【水鉄砲】 |