泣いている赤ちゃんの解決法
赤ちゃんはよく泣きます。
昼でも夜でも…
それは数少ない意思表示の一つだからです。
しかし、何で泣いているかわからないと不安なものです。
頭が痛い、お腹がいたい、それでも泣く事しか出来ません。
そこで泣いてる時のワークフロー
- ただ泣いている ➡ ミルクはいつあげたか? ➡ 口元を指で刺激して唇が指を追っかけた ➡ ミルクが足りない ➡ ミルクを飲ませる ➡ ミルクを嫌がる ➡ 果汁、水を与える。ミルク以外の水分が欲しい時もあります(お風呂上がりが多い)
- 泣いているけど目がつむっている ➡ 眠いけど寝れない ➡ 長めに抱っこしてみる ➡ 泣き声がだんだん小さくなってくる ➡ 眠かった
- 泣いていてオムツが… ➡ しめっている、サインが表示されている ➡ 換える
- 足をバタバタやって泣いている ➡ うんちの可能性が…
- 抱いているのに泣きながら、手足がやたら動いている ➡ 抱っこに飽きている ➡ 下に降ろしてみる
- 両手を広げて泣いている➡六ヶ月を過ぎているようなら抱っこを要求している可能性があります
- 足の裏に汗をかいていないか ➡ 暑い ➡ 少し脱がせる
- 下っ腹が貼っていて、うんちが出ていない ➡ 便秘 ➡ マッサージ ➡ 数日出てない ➡ 浣腸
- いつもより大きな鳴き声で普通と違う泣き方 ➡ 具合が悪い ➡ 熱を測る ➡ 医者に診せる
手の感覚が大事
よく熱を手の感覚で計り、「あれっ」と思ったら体温計を使い正確に測ります。手を置いて5秒ぐらい、自分の皮膚の温度変化で見極め出来るようならかなりな上級者です。手が冷えている時は適度に手を暖めてから計りましょう。
おしっこが少ない時は、脱水症状では無いかと疑ってみることも大事です。
※ 家にORS(経口補水液)を一本置いておくと、水分補給に便利です。効率よく水分、ナトリウムを摂取できます。
経口補水液 OS-1
大塚製薬の子供用経口補水液。いざというときはこれ。
※ ワークフローには実際にはこれに当てはまらない事もあります。
遊んで欲しい時も…
ワークフローには当たりまえ過ぎて書きませんでしたけど、まず泣いているときは愛想良くしてみてください。
お父さんが、ただ怖い顔しているだけで泣いている時もあります。
そんな時は、派手におちゃらけてみましょう。
流行のお笑いのギャグでも、古いギャグでもかまいません。赤ちゃんは雰囲気を読みます。抱っこしながら、動きを多少付けても効果的ですが、くれぐれも落とさない様に。また揺さぶられ症候群にも注意。
はまれば同じギャグで何度も大笑いをします。いいお客さんになりますよ。 当分は使えます。
厚生労働省が乳幼児揺さぶられ症候群の予防と、赤ちゃんの“泣き”への対処法の動画『赤ちゃんが泣きやまない』をホームページに掲載しました。
主に以下の点を伝える内容となっています。
○「赤ちゃんは泣くのが仕事」
・ 泣きの特徴、泣きにはピークがあること
・ 赤ちゃんは泣いてあたり前であり、泣いても誰が悪いわけでもない
○ 無理に泣きやませようと、激しく前後に揺さぶった場合の影響
・ SBSの発生メカニズム(CG、ダミー人形を使って解説)
・ 激しい揺さぶりによる乳幼児への影響
○ 赤ちゃんの泣きへの対処法
・ 赤ちゃんがほしがっているものを確かめ、いろいろな方法を試してみる(具体例を紹介)
・ それでも泣きやまないときは、赤ちゃんを安全な場所に寝かせて、その場を離れて自分がリラックスしてもいい
・ 決して激しく揺さぶらない
どれも基本的な事ですが、改めて考えてみるのもいい事です。