チャレンジしたい立ち会い出産
分娩室までの時間は、手を握ったり励ましながら二人で頑張りましょう。
ここでしっかりしていられるか?男の見せ所かも知れません。あまりにだらしないと、一生言われるかも。
「腰をさすって、ここを押して」など言われるがままに。大概「周期が10分を切ったらこのボタンを押して」なんてナースさんに言われます。
ここからはノンストップだと思って、それ以前に食事は確実に済ませておきましょう。
大事な時に場を離れる訳にはいきませんから。
コンビニでおにぎりを買っておくのもいいでしょう。
貴重な機会です、せひ参加しましょう
有名なラマーズ法などいろいろとありますが、学ぶ機会がなかった方は正直そんなに難しく考えなくてもいいのでは無いでしょうか。
当日付き添って奥様をサポートしいれば、それが立ち会い出産だと思います。
どちらにしても奥様とよく話し合ってみてください。
立ち会い出産のタイプ
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分娩室の外の廊下で待機、産声を待つ。これはよくあるタイプです。静かにその時を待ちましょう。
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分娩室内に入って、奥様を励ましながら後ろから見学。
一般的な立ち会い出産です。お勧めです。 -
分娩室内の邪魔にならないところから見学。これはあまりないように感じます。
流石に前から見たら… いろいろあるし…
あとあとの事を考えると、あえて正直余程の覚悟がある方以外はお勧めはしません。
実感が涌く立ち会い出産
3度分娩室内で見ていますが衝撃的であり、感動的でもあります。
今の子供たち3人のすべての原点が、その瞬間であったという事を感じると、今でも責任感がひしひしと自分に感じられます。
しかしすべてを見てしまうとPTSDになったという方もいる程、衝撃的かも知れませんのでよくお考えください。
それぞれが違う出産
見たのはたった3回ですが、喉にチューブを入れて羊水を吸い出して、やっと泣いた子供もいれば、出産直後に母親のおなかの上で乳首を探してか、なんと頭を持ち上げた子供もいました。
出産直後の赤ちゃんの行動は、本能を感じずにはいられません。
また、出てきた時の頭の形は本当に流線型に近くなっていて、わずか1時間でどんどん赤ちゃん顔に変わっていきます。
そして、分娩室内で体をよく拭いて、身長、頭の周りの計測、計量直後に行われるのが体の確認です。
これは何度やっても緊張しますが、「目は二つですか?耳は二つですか?手足の指はそれぞれ5本ですか?」など慎重に先生と確認します。
何か疑問があれば質問してみましょう。
それほど大事な瞬間ですから。
この後にお母さんの状態を見て、カンガルーケアや写真撮影などが行われます。
この時、赤ちゃんの様子から目を離さない様にしましょう。
ママは疲れ果て、寝たままの状態なので赤ちゃんの様子を確認しづらい、だからこちらでしっかり確認しましょう。
息がしやすいか、寒くないか、姿勢に無理はないか、よく見ておきましょう。元気に首を上げてくる赤ちゃんもいますが、びっくりしたのかぐったりな赤ちゃんもいます。
母は偉大?
私は立ち会い出産を見てから、病院での医療行為が一切怖くなくなりました。巨大な注射も、胃カメラも、大腸検査も。比べたらお遊びみたいなモンです。
しかし、困ったこともあります。
それはついつい母親に譲ってしまう事。
「あの時頑張ってたから…」なんて。
名前など、出産後に二人で決めなくてはいけない事が結構ありますから。事前(出産前)に決められることは、是非じっくりと相談して決めておく事をお勧めします。